IPとは、Internet Protocolの略称です。インターネット上のPCを識別するための番号です。学校などで言う学籍番号のような物です。ただし、このIPは、専用線などの一部の例外を除いて、ネットにつなぐ事に割り当てられるので、その都度変わります。現在は32bitのIPv4という規格で管理されています。以下に例を示しておきます。
例)210.249.123.5
理論的には、256の4乗である4294967296個のアドレスの割り当てが可能です。ただ最近になってインターネットの普及が急速に進んで、アドレスの数が不足するようになってきました。そこで、新しい規格IPv6という128bitの規格の採用が進められてます。
IRQとは割り込み要求のことです。正式名称は、Interrupt ReQuest。文字通りの意味で、邪魔をする要求をする事です。もう少し詳細に言うと、CPUの仕事(演算)中に他のデバイス(キーボード、マウス、SCSIなど)からCPUへ他の仕事をしてくれという要求のことをいい、またその要求にはデバイスごとに優先順位があり番号で順位が決まります。同じIRQ番号のデバイスが複数接続されるとconflictしてフリーズの原因になったりします。
上の説明でわからない方→ユーザーが行った操作を、それぞれPCに決められている優先順位により、受け付けるかどうか判断する訳です。受け付ければ、現在実行中の処理を中断して、識別番号により対応する処理を行う事になる。