chkconfigは、システムブート時(またはシャットダウン時)に起動(または終了)するサービスを設定するコマンドです。
LINUXではシステムがブートすると、/etc/rc<ラン・レベル>.d/ディレクトリィに入っているファイルを参照して、サーバなどを起動・終了します。このファイル名の先頭が「S」であればサービスを起動、「K」であればサービスを終了することになっている。
sshdをシステムに起動時に起動したい場合は、
#chkconfig sshd on
sshdを起動したくない場合は、
#chkconfig sshd off
ランレベル毎にスクリプトの起動・終了を設定できます。
ランレベル3でcannnaを起動しないようにするには、
#chkconfig --level 3 canna off
さらに、複数のランレベルも連続して記述できます。
たとえば、ランレベル3と5でhttpdを起動したい場合は、
#chkconfig --level 35 httpd off
現在のランレベルの状態を表示する。
#chkconfig --list
新しいスクリプトを追加する。
#chkconfig --add
指定したスクリプトを削除する。
#chkconfig --del