インストールは非常にシンプルです。
taraファイルを解凍して、configureとmakeをする
だけです。至ってシンプル^^
#tar zxvf rsync-2.6.6.tar.gz
#cd rsync-2.6.6
#./configure
#make;make install
同期を試す環境は下記の通りです。
・同期する側
IPアドレス:192.168.80.34
使用するユーザー:cadox
同期ディレクトリィ:/usr/local/anpanman
・同期される側
IPアドレス:192.168.80.108
使用するユーザー:cadox
同期ディレクトリィ:/usr/local/anpanman
下記のコマンドで
# rsync -av /usr/local/anpanman/ cadox@192.168.80.108:/usr/local/anpanman/
※必ずcadoxユーザーにてアクセスできるように、パーミッション
や所有者を変えておく必要があります。なおrootは、sshログインを許可するよう設定しないと使用できません。
逆にデータを同期しにいく場合には、逆になります。
#rsync -av root@192.168.80.108:/usr/local/anpanman/ /usr/local/anpanman
なお使えるオプションは下記の通りです。
rsync [OPTION]... SRC [SRC]... [[USER@]HOST:]DEST
rsync [OPTION]... [[USER@]HOST:]SRC DEST
オプション
SRC
転送元ファイル、ディレクトリ
DEST
転送先ファイル、ディレクトリ
-a archive
ファイルの情報を保ち転送
-u update
コピー先が新しいファイルは更新しない
-v verbose
情報を表示しながら実行
-z compress with zlib
圧縮して転送
-r recursive
ディレクトリ内のファイルを再帰的に転送
--delete
転送元に存在しないファイルは削除
なおずっと書き込みをしているファイルが同期を行うディレクトリィにある場合には、rsyncがファイルを読み込みに行った時点の
ファイルになる。つまり誤差が生じることになる。
なお書き込みを延々と行うシェルスクリプトを参考に記載する。
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#!/bin/sh
a=1
i=0
c=/usr/local/anpanman/install.log
echo 'its start'
while [ "$a" -le 100 ]
i=`expr $i + 1`
do
echo 'This is current number ' "$i" 'desu' >> "$c"
done
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