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【Linux】1つのインターフェイスに複数のIPアドレスを割り当てる(IPエイリアス)

Linuxの場合
Linuxの場合、まずはじめにカーネルの機能でIP aliasの機能を有効にしておかなければいけない(RedHatやTurboLinux系はdefaultで有効になっている).
有効になってない場合にはカーネルの再構築が必要になります.

なっていれば以下のような方法でIPアドレスの追加割り当てが可能です。ネットマスクは、メインのeth0に割り当てられているものを
使用する。

# ifconfig eth0:0 10.0.0.2 netmask 255.255.255.0

ここで注意すべきなのは,副番号です.
Solarisの場合はもともとのインタフェースを"0"と仮定し,
":1"から追加したが,Linuxでは":0"から追加していくことが可能です.
また,この副番号は何番を使っても問題ありません.つまり,いきなり以下のような命令でIPアドレスを割り当てることも可能です.
# ifconfig eth0:7 10.0.0.2

また割り当てたIPアドレスの削除は"down"を使って以下のように行います.
# ifconfig eth0:0 down


再起動してもIPエイリアスが消えないようにするには、下記の
場所にファイルを作成する。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:0

---------eth0:0----------------
DEVICE=eth0:0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.1.1
NETMASK=255.255.255.0
---------------------------------

Last Update : 2006年02月02日 (木) 23:11