初期設定では、FreeBSD は 8 つの仮想コンソールを立ち上げます。この設定はもともと埋め込まれているわけではなく、インストールしたものが、もっと多いまたは少ない数の仮想コンソールで起動するように、容易にカスタマイズできます。仮想コンソールの数と 設定は /etc/ttys ファイルに書かれています。
FreeBSD の仮想コンソールを設定するには /etc/ttys ファイルを利用します。 このファイルのコメントアウトされていない (# 文字で始まっていない) 行は、一つの端末または仮想コンソールの設定があります。FreeBSD の初期設定では、 仮想コンソールを 9 つ設定し、そのうち 8 つを有効にしています。 ttyv で始まる行がそれです。
# name getty type status comments
#
ttyv0 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
# Virtual terminals
ttyv1 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv2 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv3 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv4 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv5 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv6 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv7 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv8 "/usr/X11R6/bin/xdm -nodaemon" xterm off secure
なお、このetc/ttysの編集結果を再起動せずに有効にするには、
下記のコマンドを実行する。
#kill -HUP 1
(initを再起動)