今回、このメニュにおいて、ある程度のセキュリティについて説明したい。インターネットの普及と共に、個人レベルでのセキュリティ対策の必要性が高くなってきました。特にCATV(ケーブルテレビ)・IP接続・ADSLによる常時接続が幅を利かせてきた今、セキュリティを取り上げる雑誌も少なくありません。ここでは初心者でもできる簡単なセキュリティを紹介したいと思います。
まず、何より誰もが使用するブラウザの設定を見直してみましょう。ここでは、使用者が多いであろうインターネットエクスプローラ(以下IEと略)を例に挙げて説明します。 WEBページにおいて一番危険な設定がActiveXです。 ActiveXとは、タグで書かれたWEBページに特殊な機能やインターフェイスを追加し、アクセスしてきた人のブラウザでVB(VisualBasic)やJavaScriptで書かれたプログラムをダウンロードして実行させる技術の事。VBなどでハードディスクの記憶を消去するプログラムを書いておけば、勝手にダウンロードして、実行してしまいます。コンピューターの切断まで可能なのです。必ずしもプログラマーが善意あるプログラムを組むとは限らない事を忘れてはなりません。 WIN98の場合ですが、ブラウザの[ツール]⇒[インターネットオプション]⇒[セキュリティ]のインターネットの項目のレベルのカスタマイズを選択すればOKです。全てのActiveXに関する設定を全て無効にしましょう。なお、この設定を無効にした事で、見れないWEBや使えないオンラインサービスがあります。主なActiveXの使用用途には、アニメーション(FLASHなど)の再生。ハードディスクのスキャン(オンラインウィルススキャン)などがあります。 次の設定はJavaScriptです。これはWEB製作をしていると、よく耳にする言葉です。比較的簡単に扱う事ができます。あなたが使用しているブラウザの種類やOSの種類・CPUの種類やIPなど、様々な情報をJavaScriptによって収集できるのです。ただ、JavaScriptを使用する事で、動きのあるWEBを製作する事ができるので、使用するメリットも大変大きいのです。いつもはオンにしておいても、良いのですが、危険なページに飛ぶ際には、JavaScriptもオフにしておいた方がいいでしょう。 WIN98の場合のオフの仕方は、ブラウザの[ツール]⇒[インターネットオプション]⇒[セキュリティ]のインターネットの項目のレベルのカスタマイズを選び、Javaの許可・Javaアプレットのスクリプト・アクティブスクリプトの3項目を無効にします。これによって、Javaをオフにする事ができます。 JavaScriptを使用したページでいくつか例を挙げておきますので、危機感を少しでも感じて下さい。なお以下のサイトはあなたの情報を取得する事はありません
JavaScriptの例
ブラウザ情報参照⇒ここ ※何も表示されない場合は、すでにJavaがオフになっています。
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